起業とは「会社(法人)をつくる」だけではない!?
「起業をしたい」という人は、ここ最近かなり増加傾向にあると感じます。
それはインターネットによる膨大な情報やグローバル化に伴う柔軟な思考が、関係していると言えます。
もしあなたが起業をしたいと言って、リスクのあるやり方で起業をしても失敗で終わってしまう可能性は非常に高いです。
起業はゴールではないということはきちんと頭に入れておかなければなりません。
このまま起業=会社(法人)という考えを持っていたら、
99%失敗するでしょう。
起業は誰にでもできます。
だからこそきちんとした知識、スタートを切らないと、起業で人生台無しにしてしまいます。
株式会社の設立には、業種を問わず
30万円程の初期投資が必要です。
また設立のための複雑な書類を作成する必要があったりと、かなりの手間がかかります。
ただし、お金と手間がかかる分、株式会社を設立するには大きなメリットもあります。
その1つが会社として、
あらゆる契約を結べるようになること。
例えば不動産を借りたり、銀行からお金を借りる契約を結ぶことができるようになります。
これは大きなメリットです。
一体何が違うのか、
貸す側の人の気持ちになって考えてみましょう。
事業を動かすためとはいえ、一個人に大きなオフィスや大金を貸すにはなかなかのリスクが伴います。
当然審査も厳しくなりますし、貸す側にとってもなんとなく不安ですよね。
ですが、会社に貸すのであればどうでしょうか?
事業を動かすためのオフィスや大金を「会社に貸す」と聞くと、なんとなく
安心感がありますね。
この安心感は、株式会社を設立するお金と時間をかけられる能力を持っている=信用に値する、という理由から来ているのです。
個人事業主は、複雑な書類の作成などはなしでスタートすることができます。
業種にもよりますが、株式会社設立にかかる「30万円」のような開業資金は基本的には必要ありません。(ただし飲食店などを開業する場合の、設備投資にかかるお金は別です)。
ただし、「一個人」として手軽に開業できる分、社会的な信頼度は株式会社に比べるとどうしても劣ってしまいがちです。
起業にあたり、個人事業主として活動する場合と法人(株式会社など)を立ち上げる場合では、このようなメリット、デメリットがあります。
まずは個人事業で行い、事業が一定以上の規模に拡大した時に、法人化しようと私も考えて活動しています。
きちんと調べて、自分に合った起業の方法を選択することが重要です!
まずは、あなたが将来どんな事業を展開したいのかで大きく変わってくるので、
紙にどう展開していきたいか書き出してみましょう。
まとめる必要はなく思いついたことを書き出せばいいです。
考えることは誰でもできますが、それを行動にうつすことはかなりハードルが高いです。
だからこそまずは紙に書くという行動から始めましょう!